長崎ベトナム友好協会協議会を開催しました。

2018/3/9(金)

長崎ベトナム友好協会協議会を開催しました。

協議会では当協会理事の皆さんと、御朱印船プロジェクト実行委員会メンバー(長崎県、長崎市、商工会議所連合会、商工会連合会、長崎県アジア産業交流協同組合、本石灰町自治会)にお集まりいただき、昨年11月にベトナムホイアン市へ寄贈した御朱印船に関わる経過報告を長崎県国際課の久柴さんにご説明していただき、ホイアン市の再開発プランについての紹介や、今後の課題について協議をいたしました。

 

様々な意見を踏まえながら、ベトナムとの交流を進化させ地域振興につなげて参ります。
 

ながさき異文化ちゃんぽんフェスタに参加しました。

2018/1/20(土)

 

長崎ブリックホールで行われた「ながさき異文化ちゃんぽんフェスタ」に参加しました。

この催しは長崎市国際課が主催されています。

当協会では毎年ベトナム人留学生と一緒に参加しています。今回はウエスレヤン大学のハオさん、活水大学のトゥオンさん、トゥさん、チャンさん、長崎大学のウィンさん、リーさんがお手伝いをしてくれました。当協会会員の吉田さんにベトナムのお菓子の購入に協力していただき、現地からいろんな種類のお菓子を仕入れることができました。大人も子どもも「どのお菓子が美味しいの?」と興味深々。練乳を入れて混ぜたベトナムコーヒーも大人気でした。アオザイの試着の体験も来場者に喜んでいただき、にぎやかに交流を楽しむことができました。

長崎大学大学院工学部ベトナム人新入学生が来訪

2017/12/22(水)

 

長崎大学大学院工学部水環境工学コースに10月入学のベトナム人留学生が先輩に連れられ、当協会事務所に挨拶に来てくれました。

今年の入学は男子4名です。

長崎とベトナムの歴史、当協会について説明をしました。

日本語はまだよくわかりませんが、終始明るくニコニコ。

国際交流のイベント等一緒に参加をしていきたいと思います。

 

御朱印船プロジェクト経過⑩まとめ

1111日(土)

 

夕刻、日越文化スペース落成式が行われました。

落成式にはホイアンが故郷であるフック首相と、首脳会談を行うためホイアンを訪問されていた安倍総理が駆けつけられ、5分程度の滞在ではありましたが、大変喜ばしい歓迎のなか、石碑が除幕され、御朱印船を鑑賞してくださいました。

 

御朱印船の近くには、被爆楠が植樹されました。

 

御朱印船プロジェクトのきっかけが約3年前からスタートし、県、市をはじめ、この間多くの方々にご協力をいただき大変嬉しく思っています。

 

未来志向でこの地で今後何ができるかを考えた時、3年後(オリンピックイヤーであり、本石灰町が7年に一度の長崎くんち踊町である年に)長崎にクァンナム省及びホイアン市の方々を長崎に招きたいと考えています。

 

またホイアン旧市街での日本人町の再興、作り上げることが今後のひとつの目標であり、今回の出席者の責任であると考えています。

 

これからもベトナムとの友情を深め、歴史を思いだし、未来に向かったプロジェクトをスタートさせる素晴らしい今回の事業が成功できたこと、御朱印船プロジェクト実行委員会(長崎県、長崎市、商工会議所連合会、商工会連合会、長崎県アジア産業交流協同組合、荒木家17代目当主荒木正信様、本石灰町自治会、長崎大学生、当協会会員)と国際交流基金からのご支援ご協力してくださった皆様に感謝申し上げます。

 

御朱印船プロジェクト経過⑨

1111日(土)

 

当協会冨岡理事長が早朝ホイアン入りし、ホイアン市を表敬訪問しました。

グエン・ヴァン・ズン ホイアン市人民委員会委員長(市長)は御朱印船寄贈に対する感謝と、環境に対しての教育や支援に対する感謝、また、長崎市とも姉妹都市にできればと嬉しいとご挨拶されました。

 

田上市長もおもてなしへの感謝と観光産業や平和を大切にするところへの共通点を述べられ、外務局長からは、一緒になって発展していきましょうとのお言葉をいただきました。

御朱印船プロジェクト経過⑧

1110日(金)午後

 

クァンナム省のあるタムキー市へ移動し、クァンナム省人民委員長を表敬訪問、同省人民評議会との協議に参加をしました。

 

人民委員会表敬訪問ではディン・バン・トウ クァンアム省人民委員会委員長からAPEC開催のこの時期にクァンナム省でも様々な事業が行われており、この有意義な時期に友好の象徴と言える御朱印船の寄贈、安倍総理の訪越にこれまでの協力に対して大変感謝しているとご挨拶されました。また、水環境プロジェクト対する支援、日系企業の受け入れについてのサポート、御朱印船につては徹底的に管理しますと大変ありがたいお言葉を頂戴しました。

 

人民評議会(議会)では八江県議会議長とグエン・ゴック・クアン クァンナム省人民評議会議長により、友好交流に関する協議録への署名が行われました。

 

協議録では

①両県省における農業、水産業、商工業、観光業、文化、スポーツなどの経済交流や人材郁精を推進する活動に対して必要な支援を行う

②両県省議会の能力や資質の向上を勤めるとともに、両県省の社会・経済を発展させるための政策立案及び政策毛亭に関する経験を共有する

以上が合意されました。

 

その後、タムキー市内にある「英雄的ベトナムの母」(訳注:子供もしくは夫が「烈士」(戦没者)の女性に贈られる称号)の記念像を視察しました。

記念像内には、ベトナム英雄の母約5万人近くの名を刻んだ慰霊碑や写真、関連資料などを展示する博物館が完成していました。

 

また敷地内にクァンナム省から以前から要望のあった、被爆楠の記念植樹が行われました。

御朱印船プロジェクト経告⑦

1110日(金)

 

ホイアン市文化スポーツセンター横の広場にて御朱印船受領式が行われ、完成された御朱印船のレプリカがホイアン市へ寄贈されました。

 

クァンナム省ホイアン市関係者、市民の皆さま多数ご出席され、本石灰町の皆さんによる長崎くんち本番さながらの公演が披露されました。もってこいの掛け声も飛び交い素晴らしい公演を見せていただきました。

 

9日に交流したダナン市内の学生さんたちも駆けつけてくれ、公演を楽しんでくれました。

 

次回御朱印船を使った行事に、彼らが何らかの形で参加をし、交流が継続していけるよう、当協会でも関わっていきます。

御朱印船プロジェクト経過⑥

119日(木)

 

長崎大学多文化社会学部3年の眞木君が代表を勤める、長崎大学国際交流サークル「ふくろう」のメンバー6名がダナン市在住の大学生、高校生と交流をしました。

 

「ふくろう」は、長崎とアジアの架け橋となる学生団体になることを目標に、本年、長崎大学多文化社会学部内に新たに設置された学生団体で、「人的交流を通して相互に理解することを促進していきたいが、自分たちに何かできることがないか」と、6月に当協会に来訪されたことがきっかけとなり、今回の訪越に繋がりました。

 

交流では長崎県海外技術研修員として長崎に在住経験のある、タン君先生の日本語教室でお世話になりました。

 

自分の名前と好きなことをひとつずつ紹介し、名前を覚えるゲームで和んだあと、谷野弥次郎兵衛のお墓参りに行き、野菜村でベトナム風お好み焼きの手作り体験をしました。

 

交流では、御朱印船を絡めた継続的な交流基盤となるネットワークの構築となるよう、今回の訪越の目的を説明し、ダナンの学生さんたちに理解していただきました。

 

午後は御朱印船贈呈式リハーサル練習を本石灰町の皆さんと実施しました。

ふくろうのメンバーは演奏と、船の曳きまわしに参加するため、訪越前に長崎で演奏の練習をしました。

中村知事が激励に駆け付けてくださいました。

御朱印船プロジェクト経過⑤

118日(水)~1113日(月)

 

御朱印船を活用した長崎-ベトナム交流促進プロジェクト「御朱印船プロジェクト」を実施するため、APEC(アジア太平洋経済協力)の首脳会合開催時期に合わせた118日(水)~1113日(月)に、御朱印船プロジェクト実行委員会顧問中村知事をはじめ総勢68名でベトナム(タムキー市、ホイアン市)を訪問しました。

 

訪越直前のホイアン市周辺は台風の影響で14年ぶりの大雨により低地は冠水し心配されましたが、冠水が数か所見られながらも、軍隊、地域住民の総力で街はしっかり整備されていました。

 

御朱印船プロジェクトは事業主体が二つに分かれており、

①「船の贈呈、関係者間の交流と長崎のPR」を御朱印船プロジェクト実行委員会(県商工会議所連合会、県商工会連合会、県アジア産業交流協同組合、長崎ベトナム友好協会、県、市で構成)

②「人的交流継続のための取り組み」を、長崎ベトナム友好協会で担当しました。

 

この訪問は御朱印船プロジェクトのために申請した、国際交流基金のアジア市民間交流助成プログラムの助成金により、事業を実施しました。

御朱印船プロジェクト経過④

917日(日)~918日(月)

 

御朱印船プロジェクトにおける、ホイアン市関係者が長崎市を訪問されました。

訪問されたのは御朱印船の寄贈先となるホイアン市の職員で、展示場所建設に携わるエンジニア、船の最終仕上げに携わる船大工、アニオー役を務める女性職員、本石灰町の皆さんと船の曳きまわしに参加する男性職員、通訳と5名で訪問され、ホイアン市への御朱印船贈呈にあたり入念な打ち合わせが行われました。

 

到着後、本石灰町の方にご同行いただき、御朱印船のある岡田造船所さんへ船の視察へ行きました。

贈呈する船を見せ、乗ったり、触ったり。実行委員会からホイアン市へ多数の要望を伝えました。実際の大きさ、船の構造、必要な備品等の説明が行われました。

 

贈呈する御朱印船を視察していただいた後、御朱印船プロジェクトホイアン市訪問団との協議資料基づき、協議が行われました。

 

歓迎夕食会では本石灰町の山口自治会長、当協会の粟屋副理事、協和機電工業㈱様にも参加していただき、御朱印船プロジェクト成功に向け有意義な意見交換ができました。

 

翌日は、長崎くんち本番で奉納される本物の御朱印船を視察に長崎伝統芸能館を訪問しました。船の装飾品であるマストや椅子等を見ていただきました。

 

その後、荒木宗太郎、アニオー姫のお墓がある大音寺を訪問し、お墓参りをし、原爆資料館、平和公園へご案内しました。

 

この訪問は御朱印船プロジェクトのために申請した、国際交流基金のアジア市民間交流助成プログラムの助成金により、事業を実施しました。

荒木宗太郎とアニオー姫のお墓掃除-本石灰町青年部の皆様と-

2017/9/11(日)

 

本石灰町の皆さんが大音寺にある荒木宗太郎とアニオー姫のお墓掃除を実施され、友好協会も参加しました。掃除の後は、山口さんがお経をあげてくださり、皆さんで手を合わせました。荒木宗太郎も、アニオー姫も大変喜んでいるのを感じました。

 

御朱印船プロジェクト経過③

2017/9/2(土)

 

御朱印船のお披露目式が、岡田造船所さんで行われました。

お披露目式では御朱印船プロジェクト実行委員会副委員長の県商工会連合会宅島寿雄会長はじめ実行委員会関係者、本石灰町の皆さんほか多数お集まりになられました。

お披露目式後に、本石灰町さんによる船の曳きまわしが披露されました。

9/17にはプロジェクトの一環としてホイアン市から船大工さん等関係者が招聘される予定です。

御朱印船プロジェクト経過②

2017/8/20(日)

 

APECに合わせてベトナムへ寄贈される御朱印船の修復作業が進み、岡田造船所さんで曳きまわし稽古が行われました。

夕方から行われましたが、日差しが強く、御朱印船は大きく、動かし方のミーティングを度々挟みながら行われました。

お揃いのシャツで、稽古に臨まれました。

9/2(土)に御朱印船のお披露目会が予定されています。

 

長崎県商工会連合会によるベトナム交流人財招致事業―今年もホーチミンの高校生が長崎へ―

2017/7/19(水)

 

今年も長崎県商工会連合会によるベトナム人交流人財招致事業によりベトナムホーチミンから高校生が30名程、7/87/20の日程で長崎を訪問しました。

7/9に歓迎レセプションが開催され、高校生による学校紹介やダンスの披露、また本石灰町の方々による長崎くんち御朱印船の石灰囃子(しっくいばやし)が披露されました。

12日間の日程で、平和学習や県内の企業視察、高校生との交流をはじめ、ホームステイで日本での日常生活など様々なことを体験されました。

7/19に諫早市内のホテルで、報告会・送別パーティが開催されました。

・ホームステイで書道や花火を体験、長崎の景色は素晴らしく、川も海も林も空気きれい、天気は涼しく気持ちが良かった

・人は心が広く様々な体験ができた

・留学生の経験を聞き、わからないことを聞くことができ良かった

・ベトナムも進化国になれるように勉強したい

・将来の進路のために本当に良い機会を与えてもらった。

様々な経験ができたことに機会を与えてくださった商工会連合会の宅島会長、役員、職員の皆さんに感謝されました。

この期間、高校生に付きっきりでお世話をしてくださった長崎県商工会連合会の阿比留さん塚本さんお疲れさまでした。

 

活動の様子が紹介されています。→ http://www.facebook.com/viet.ngs

まだ残っていたムツゴロウ楽天地―メコン河口MoO干潟における環境浄化と生態系保全活動―

2017/7/2(日)~7/4(火)

 このプログラムは、日本経済団体連合会(経団連)の支援(自然環境保護基金)を受け、ベトナム南部メコンデルタの沿岸域における環境美化活動を通じて、干潟生態系のシンボル的な存在であるマッドスキッパー(トビハゼ・ムツゴロウの仲間)類の種多様性と資源(現地では重要な食資源)を保全し、住民が持続的に生態系サービスを享受できる、豊かな自然環境を実現し維持していく仕組みを作ります。
 長崎ベトナム友好協会で申請されたもので、長崎大学とベトナムソクトラン省及びカントー大学と連携し、研究活動を行い、MoO地区の干潟の生態系を救うことを目的としたプロジェクトです。
 メンバーである長崎大学海洋未来イノベーション機構環東シナ海環境資源研究センターの石松惇教授、国際連携研究戦略本部水産・環境科学総合研究科の藤野助教、経済学部宇都宮准教授と、環境省自然環境局自然環境計画課から清野さん同行していただき、現地視察を行いました。

ベトナムと長崎の力で危機に瀕した干潟を救うため、活動に取り組みます。

メコン河口MoO干潟における環境浄化と生態系保全活動ホームページ

今年もベトナムでのフィールドワークを実施します。              ―長崎東高校生徒さんが来訪―

2017/7/1(土)

 

長崎東高校2年生の森田くん、渡邉さん、平井さん、赤井さんが、担当の高濱教諭、一ノ瀬教諭とともに、今夏のベトナムでのフィールドワーク(現地または現場での採集・調査・研究)を実施する前に当協会を来訪されました。

 

同校は文部科学省から*SGHスーパーグローバルハイスクール)の研究指定を受けています。

 

フィールドワークでは平和活動家のドク氏と面会し、戦争・平和について意見交換が行われるそうです。

冨岡理事長が海のシルクロードを参考に、長崎とベトナムとの友好の歴史やベトナムの見所について、また日米同盟や国連主義、長崎の平和外交等について話をしました。

 

 飲み水には気をつけて、今年もたくさんの経験を積んできてください。

 

 

 *SGH・・・国際的に活躍できる人材育成を重点的に行う高等学校を文部科学省が指定する制度。語学力だけでなく、社会の課題に対する関心や教養、コミュニケーション能力、問題解決能力などを身に付けたグローバル・リーダーの育成を目指している。

ベトナム修学旅行セミナーに参加しました。

2017/6/29(木)

 

 ベトナム航空主催による、ベトナム修学旅行セミナーがホテルニュー長崎で開催され、県下の高校関係者を対象にベトナム修学旅行セミナーが開催されました。

ベトナム航空福岡支社の河原さんがご説明されました。

 日本人が海外に留学する人数は年間約5万人で激減しており、逆に外国人が日本で留学する人数は年間24万人で急増しています。このような状況で、ベトナムからの在日留学生が全体の2位、在九州外国人では3位を占めています。学生と海外の架け橋の一歩が海外修学旅行であり、国際交流の免疫づくりを多感な高校生にスタートさせること。そこでなぜ修学旅行先にベトナムなのか。

九州では福岡、長崎、大分の進学校がベトナム修学旅行を実施しており、1万人の高校生がベトナムを訪問しています。

本年2月に天皇皇后両陛下がベトナムを訪問、11月にはAPEC首脳会議が開催されます。来年は日本ベトナム外交樹立45周年を迎えます。世界が注目するこの時にこそ、ベトナム修学旅行を手段として、人間的な成長ができたらいいですね。

 写真は主催者のベトナム航空ドアン ブー福岡支店長です。

クァンナム省代表団が来崎されました。

2017/6/19(月)20(火)

 

去る65日、グエン・スアン・フック ベトナム首相の来日の機会に合わせ、本県とベトナムクァンナム省との間で「友好交流関係に関する同意書」が締結されました。このことに伴い、グエン・ゴック・クアン クァンナム省 党委員会書記をはじめとするクァンナム省代表団が長崎を訪問されました。滞在の間、農林技術開発センターや、協和機電工業の視察、平和公園、山王神社にある被爆楠の視察、荒木宗太郎とアニオー姫の墓所などを訪問されました。

長崎県が主に対応をされましたが、20日は、当協会と長崎県商工会連合会、長崎県が合同で歓迎夕食会を開催し、ご一行をお迎えいたしました。

長崎県とクァンナム省は人口規模も同程度です。これからの両県の活動を推進することにより、ふたつの県が共存共栄できると考えています。

サイバーセキュリティに関心のある留学生の受け入れや、共同研究、交流を促進、また、クァンナム省における水環境事業調査研究への支援として、長崎県内の企業・研究機関の協力で水環境部分のインフラ整備を進めていきたいこと、このほかクァンナム省における学校給食の体制整備への支援などを歓迎挨拶のなかで提案しました。

夕食会では、当協会理事の本田商會㈱本田文昭会長に大変ご協力いただき、長崎検番さんとの交流もあり大いに盛り上がりました。

自然環境豊かな緑の国、世界遺産にも恵まれたベトナムと長崎の交流がこの歓迎会を通し更に深まることを期待し、当協会は両国の懸け橋となる活動を継続していきます。

 

2017/6/19(月)長崎県主催歓迎夕食会にて

 

2017/6/20(火)長崎ベトナム友好協会、長崎県商工会連合会、長崎県合同開催歓迎夕食会にて

御朱印船プロジェクト経過①

 

2017/6/17(土)

 

 長崎市小江町にある岡田造船所さんを訪問しました。

 現在当協会は、「御朱印船プロジェクト」に参加しています。このプロジェクトは、日越交流史の象徴である「御朱印船」を長崎の官民を挙げて製作し、ゆかりの地であるベトナム(中部地方)に寄贈するという企画に連動させて、歴史的なつながりを深く学びあうため、日越市民が互いの都市を訪問するという事業です。

 寄贈する船は、JR長崎駅のホームに展示されていた御朱印船で、この船を修復工事し、ベトナムホイアンとダナンで開催されるAPEC2017の開催に合わせて寄贈する計画です。

 船は修復工事を行うため、長崎駅から運び出され長崎市小江町にある岡田造船所さんへ移動されました。本石灰町の山口自治会長さんをはじめ、担ぎ手の方たちと、県国際課、市国際課職員と一緒に、船がどのような状態になっているかを確認するため、岡田造船所さんを訪問しました。

 

8月中に長崎からベトナムに輸送し、9月にベトナムで最終仕上げ工事を行い、10月にホイアンで展示、11月にダナンで展示される予定です。

長崎東高校 SGH2年目の実績、活動紹介

昨年(2016/7/1)長崎東高校(SGH*スーパーグローバルハイスクール文科省の研究指定)の生徒さんが ベトナムへフィールドワーク(現地または現場での採集・調査・研究)へ行く前に当協会へ来訪され、理事長がベトナムについての質問を受けました。

フィールドワークでの実績、活動が長崎東高同窓会会報に掲載されていましたので、ご紹介いたします。

 

平成29年度理事会・定期総会及び懇親会を開催しました。

2017/6/5(土)

 

 当協会の平成29年度理事会・定期総会及び懇親会を開催しました。

 設立15年目を迎え、今回の総会では、活動(案)としてお伝えする大きな柱が3つありました。

1つ目は御朱印船プロジェクト(長崎県国際課大安哲也課長)

2つ目はメコン河口MoO干潟における環境浄化と生態系保存活動(長崎大学環東シナ海環境資源センター石松惇教授)

3つ目はクァンナム省における濃厚廃液の減量・浄化による水環境改善事業(協和機電工業㈱小林将也氏)です。主に担当される方からご説明していただきました。それぞれの事業に友好協会も参画しています。

 今年は役員の任期満了の年でありましたが、これまでの役員さんが再任を了解していただき、会員の皆様に了承を得ました。

 在福岡ベトナム総領事館のグェン フォン ホン総領事にお越しいただき、ベトナムの社会情勢についてご講演をしていただきました。

 今までにない取り組みを始め、長崎とベトナムの友好親善、交流の広がりが益々強くなることを確信します。会員の皆さんとともに協力しながら、この一年の活動が充実できるよう取り組んでいきます。

 

長崎大学大学院ベトナム人新入学生オリエンテーションに参加しました。

2017/4/3(月)

 

長崎大学大学院工学研究科 国際水環境工学コースに5名のベトナム人留学生が入学されました。担当の藤岡先生からお声かけをいただき、新入学生オリエンテーションでご挨拶しました。

出来上がったばかりの第3版となる「海のシルクロード」を使い、写真を見てもらいながら長崎とベトナムの歴史を説明しました。彼らは今日からここで2年間、水環境について学びます。

この場所で学び、3月末帰国した留学生は、「この2年間はとても楽しかったし、充実していた」と、大学に入学したばかりの頃は日本語があまりはなせませんでしたが、帰国するときにはスラスラと日本語が話せるようになっていました。
今回入学した留学生も同じで、日本語はまだ話せませんが、2年間で日本語も上達します。

 

海のシルクロード改訂 第三版を出版!(2017年改訂版)

 

前回の改定後から2016年度までの活動やベトナムとの交流を主に追加し、第三版を出版しました。この6年余りの間に、長崎県主催でベトナムデーin長崎が開催され、中村県知事、田上市長もベトナムを訪問されなど、これからの長崎とベトナムの更なる友好親善に繋がる交流が行われました。詳しくは海のシルクロード第三版をご覧ください。(定価1,000円)

 

→購入申込・お問い合わせはこちらから

Facebookページはこちら

ベトナム・ホーチミン在住のフリージャーナリスト 迫田陽子さん(2011年当協会会員)、現地から 見た「世界の姿」を知る ニュースサイト

dot.worldのベトナムコラムページを担当され、隔月で連載されています。