第17回ながさき国際協力・交流フェスティバルに参加しました

2015/10/25(日)

(公財)長崎県国際交流協会・フェスティバル2015盛り上げ隊主催、独立行政法人国際協力機構 九州国際センター共催による、第17回ながさき国際協力・交流フェスティバルに参加しました。


ブース前で記念撮影。

天気は晴れ!気持ちの良い一日となりました。

この日のために前日から一同頑張って準備してきました。気合い十分!!

日本人はもちろん、外国の方もたくさん参加され、いろんな国の言葉が飛び交っていて、まるで異国にいるかのような気持ちになりました。

留学生のみなさんとも親しくお話ができ、   

ベトナムを身近に感じることができた一日でした。

当協会では、ベトナムコーヒーとベトナム料理フォーの販売をしました。

たくさんの方に「おいしい!」と言っていただきました。おかわりする方もいらっしゃいましたよ!

 

アオザイをきた女子留学生達は本当に美しく、素敵でした。

たくさんの方たちからの「写真の被写体になって」とのご依頼に笑顔で答えていました。


当協会員の黒瀬さんが前日の準備から当日もお手伝いいただきました。大変お世話になりました。ありがとうございました。

九州ベトナム友好協会設立7周年記念パーティー

 2015/9/15(火)九州ベトナム友好協会設立7周年記念パーティーに出席しました。

 協会会員の皆様はもちろん、ブイ・クォック・タイン在福岡ベトナム社会主義共和国総領事、福岡県知事、県議会議長、福岡市長、経済産業省九州経済産業局局長等たくさんの方がご出席されており、各界各層の連携の強さを改めて感じました。

 矢頭美世子会長が「これからベトナムとの更なる交流活動を推進し益々羽ばたいていきたい」とご挨拶され、協会から奨学金制度のような活動資金(寄附)を初めて留学生協会にお渡しされました。

 会には八頭会長と長年の交流のある、2015年の「福岡アジア文化賞」の芸術・文化賞を受賞された、ベトナムの女性ファッションデザイナー、ミン・ハン氏も駆けつけておられました。近年では、ベトナム航空客室乗務員のユニフォームや2006年開催のアジア太平洋経済協力会議(APEC)での各国首脳のコスチュームをデザインするなど、ベトナムを代表するデザイナーとしての業績を重ねておられます。今週末の920日(日)14:0016:00アクロス福岡地下2階イベントホールにてミニファッションショーを開催されるそうです。

宝塚ベトナム友好協会来崎

2015/9/7(月)宝塚ベトナム友好協会(杉本和子会長)が国内の現地学習として長崎に訪問されました。
 江戸初期の御朱印船交易家・荒木宗太郎とその妻アニオー姫についての史跡見学や大音寺にあるお墓への墓参、徳川八代将軍吉宗が招来したベトナム象の長崎到来時の状況についての勉強など、昔から続く長崎とベトナムとの友好関係について学習をされました。
 初日であった7日の夜には長崎史談会の宮川雅一先生のお取り計らいにより、稲佐山観光ホテルにて行われた懇親会に私も招待して頂き、様々な意見交換をし有意義で楽しい時間を過ごさせて頂きました。

皆様私に負けず劣らずベトナムに魅せられた方ばかりでした。

ベトナムのにわとりも”同じ”だった

先月ベトナム訪問した際にホイアンで見かけた”にわとり”たちです。

鳴き声は日本もベトナムも”同じ”のようです。

ベトナム・ホーチミンの歌を歌う高校生

東京でのベトナム社会主義共和国独立70周年記念レセプションに出席した際に、ベトナム・ホーチミンの歌を千葉県立柏高校の皆さんが合唱されました。

ベトナム社会主義共和国第70回国慶節

2015/9/1(火)ベトナム社会主義共和国国慶節第70回記念レセプションがホテル日航福岡で開催され、出席いたしました。

ブイ・クオック・タイン総領事はご挨拶のなかで、「現在長崎県知事中村法道様がベトナムを訪問されており、昨日はグエン・スアン・フック副首相と会談され意見交換が行われた。更なるベトナムと長崎の交流につながる」とご紹介されました。

7月帰国予定だったドゥク副領事がなんとまだ福岡におられました。今月帰国されるそうです。

ドゥク副領事には大変お世話になりました。

会場は年々来場者が増えていることを感じました。

確実に九州とベトナムの距離が近くなっています。

母親を慰める巨大な慰霊碑

2015/8/29(土)クァンナム省で驚いたことは、戦争で亡くなった子供たちの母親を慰める巨大な慰霊公園ができていました。ここにも記念植樹をしてほしい旨の話を頂きました。進めて行きたいと考えています。


クァンナムの港は長崎港のようでした。

クァンナム省知事表敬訪問 ―姉妹県の協定に調印―

20158/29(土)クァンナム省知事を知事と共に表敬訪問しました。

長崎県とクァンナム省の姉妹県の協定に調印をしました。

被爆クスノキ植樹

2015/8/29(土)五行山の麓にある、五行山観音寺に隣接する土地に建設予定の日越友好・歴史文化交流センターの入口となる場所に、中村長崎県知事一行により、原爆で枯れたようになった山王神社の大楠(おおくす)の種子から生えてきた苗木を持参し、植樹をしました。

被爆楠は原爆の災禍から蘇る新たな命の芽生えを象徴し、日本、特に長崎では、復興と平和のシンボルとなっています。今回の植樹で、同じようにベトナム戦争で枯葉剤の被害により、死の森と化したベトナムの森が今ではベトナム人民の手により見事に甦り、復興をなし遂げたベトナムの象徴となることができる、木々が成長していくことで日本人も想いを重ねて感じることができることを想い、植樹をしました。

五行山観音寺ではビン住職さんを始めとし、楠植樹のために完璧に準備がされており、ウエルカムボードと植樹記念の石碑が植樹の場所に用意されていました。石碑にはしっかりと中村知事の名前が刻まれており、大変感動し、感謝いたしました。2年後にはこの場所に日越友好・歴史文化交流センターが出来上がる予定です。

ダナン日越文化交流フェスティバル

2015/8/28(金)ダナン日越文化交流フェスティバルに知事と共に参加をしました。

開幕式直前に強烈なスコールに会い、開始が少し遅れましたが30分ほどで止み、開幕式は始まりました。

知事はご挨拶で「長崎は日本のどこにあるかご存知ですか?長崎は日本の一番西にある県であり、アジアに一番近く古くから海外との交流の中で大きく発展した県です。17世紀、荒木宗太郎は朱印船貿易で大きな功績を残し、朱印船はダナンホイアンと長崎港を結んでいました」とご紹介されました。

フェスティバルでは、日越友好鏡開きが行われ、伝統楽器演奏や合気道、剣道の実演や、長崎からは長崎を紹介するブースやJAによる長崎和牛の試食等が行われ、大変人気なコーナーになっていました。ほかにもたくさんの催しが企画されていました。会場は多くの人で賑わい、28日から3日間に渡り開催されました。

中村知事訪問団同行 ベトナム訪問団2015夏

2015/8/25(火)~9/2(水)長崎県知事訪問団のベトナム訪問に合わせて友好協会も8/27(木)~8/31(日)産業振興を図るためベトナムを訪問しました。

友好協会のメンバーとして17名で訪問し、長崎県からは総勢102名の方が訪問しました。

友好協会は27(木)、福岡からホーチミンに到着し、イオンモールタンフーセラドン(ベトナムのイオン1号店)と戦争証跡博物館を視察しました。

この日のうちにダナンへ移動し、28(金)午前中はダナン市内を視察。主にリンウン寺(歴史的高い価値のある古い寺。殿堂の外には大きくて白い菩薩の仏像がダナン市内を見下ろしている)とダナン博物館を視察しました。

また、長崎外国語大学の粟屋曠理事長とダナン外国語大学日本語学科を訪問し意見交換等行い、ダナン市共産党本部副書記長Vo・Cong・Thi(ボー・コン・チ)副書記長とダナン市長を表敬訪問いたしました。

午後は、ダナン市主催昼食会にご招待をいただき参加。午後はダナン投資セミナーへ参加し、夕方にはダナン日越文化交流フェスティバルへ参加をしました。

28(金)午前、五行山の麓にある、五行山観音寺に隣接する土地に建設予定の日越友好・歴史文化交流センターの入口となる場所に、山王神社の被爆楠の苗木を植樹しました。その後、クァンナム省知事を表敬訪問し、長崎県とクァンナム省の姉妹県協定の調印が行われました。

午後は来遠橋(通称日本人橋)のあるホイアンを視察しました。

29(土)ダナンからバスで北上し、ベトナム最後の王朝があったフエを視察しました。

ダナンで長崎の元留学生アントゥーさんと再会しました。彼女は2006年から活水大学に初めてのベトナムからの留学生で、活水大学で4年、長崎大学環境学部で2年、佐世保の協和機工で2年以上と、8年以上長崎におられました。アントゥーさんは「長崎に来て、最初は心細かったけれど友好協会と知り合えて食事に行ったり案内してくれたり本当に良かった。ベトナムと日本の友好に興味を持って、帰国してからも、ホーチミンに活水の生け花の先生を呼んでイベントを開催した。ホーチミンの元長崎留学生の会を作り、県と一緒にすることになった。今も日本語教育関係の仕事をしており、これからも教育についてやりたい」とご挨拶されました。

今回も、ベトナムと長崎の更なる交流の発展に繋がる大変有意義な訪問となりました。

ダナン市内中心部でハン川に架かる

「龍橋=ドラゴンブリッジ」

毎週土・日に火を噴きます。

この日偶然土曜日で火を噴く姿を見れました。

このドラゴン・・火を噴いたあとには水を吐くそうです。下にいる人たちはずぶ濡れですね(笑)

今回もこのお二人に大変お世話になりました。

ありがとうございました。

左:ダナン市外務局副局長マイ・ダン・ヒエウ氏 右:中村雅身氏

グエン・クオック・クオン新駐日ベトナム全権大使初来崎

2015/8/8(土)明日の平和祈念式典にご出席されるため、駐日ベトナム大使館より、7月に帰国されたドァン・スァン・フン元大使後任の、グエン・クオック・クオン新特命全権ベトナム大使がご夫人とともに初めて長崎にお越しになられました。

グエン・クオック・クオン大使は日本に来られる前は中米全権大使として3年ほどワシントンに赴任されており、サイバーセキュリティ等国防関係に就いている大変造詣の深い方でした。

ベトナムと変わらない程大変暑いなかでありましたが、荒木宗太郎とアニオー姫が眠る、鍛冶屋町の大音寺にお墓参りに行きました。

お墓は裏手にある大楠に守られているように感じました。

クオン大使、ご夫人に墓前で手を合わせていただき、きっと荒木宗太郎とアニオー姫は喜んでいる事だと思います。

お墓参り後、中村知事へ表敬訪問同行しました。

8月末に長崎県知事訪問団としてベトナム訪問の予定があり、これから益々日本とベトナム、また長崎とベトナムが太い絆で結ばれることを感じています。

ベトナム・ダナンと長崎を繋ぐ

 20157/18日(土)~21日(火)ベトナム中部にあるダナンを訪問しました。

今回の訪問の目的は元在日本ベトナム大使、外務省ドアン・スアン・フン副大臣らの要請を受け、様々な趣旨に関する全体的な打ち合わせを行う為のものでした。

 ダナン到着後、ダナン市人民委員会フン・タン・ヴィット副委員長(副市長)、ダナン外務局サム局長、ハン副局長、ヒェウ副局長、元在日本ベトナム大使館フン大使とベトナム科学技術省タン副大臣がお集まりくださり、意見交換会を開催していただきました。

 情報セキュリティースペシャリストの育成(サイバーセキュリティ及びトップガンの育成)要請について、また、2年前の長崎くんちでフン大使に参加いただいたことをきっかけに、ベトナムと長崎の友好交流が格段に深まったことなど、話をさせていただきました。

 今回の訪問で代表的な部分だけご報告すると、19日は来月長崎県知事がベトナムを訪問する予定となっていますが、その際に五行山の麓にある観音寺に被爆楠を植樹する予定があり、植樹の場所をビン住職さんらと検討しました。その際にとても興味深い観音様に出会うことができました。地震を鎮めた力のある観音様だそうです。観音様が暴れる龍の頭と尻尾を押さえています。

 20日はダナン大学医学部へ、同行の長崎大学原爆後障害医療研究所教授の高村 昇先生と訪問し、長崎大学で原子力発電所事故など放射線被爆に対応できる医療看護人材育成を行っており、留学生の受け入れについて説明をしました。 これから原発のできるベトナムにとって原子力発電所事故など放射線被爆に対応できる医療看護人材育成は必ず必要であり、ダナン大学の先生方もぜひお願いしたいとのお返事を頂きました。

 このあと、バナヒルを視察しました。ここには数年前に桜の木が植えらえており生育状態の確認に行きました。バナヒルはリゾート化が進んでおり、ケーブルカーでノンストップで山頂まで、全長は5042m、高低差は1292m。これはギネスに認定されていて、山頂には遊園地ができていました。

観光客が沢山で、肝心な桜はどこへやら・・。場所を知っている方に急遽来ていただき、山の中を探しました。見つかった桜の木は痩せたり枯れたり。バナヒル山頂付近は土壌のせいか桜を育てるには向かない環境であるようでした。

 8月末に再びダナンを訪問します。それまでに今回持ち帰った検討課題を精査したいと思います。ベトナムに興味のある方は8月末のベトナム訪問に一緒に参加してみませんか?

平成27年度 総会を開催いたしました。

平成27年5月30日(土)

 

今回も会員の皆様はもちろん、福岡総領事を始め、総領事のご家族、ベトナム人留学生9名にご参加頂き、「平成27年度NPO法人長崎ベトナム友好協会総会・懇親会」を開催いたしました。

 

総会では、申請していた”認定NPO法人”の許可が1月、長崎県より受理されたことのご報告や、今後の活動方針として、8月末にベトナム・ダナン市で開催される「日越友好フェスティバル」に合わせ、長崎県知事訪問団と共に当協会も参加をすること、その概要を長崎県国際課の古謝課長様から説明いただきました。

 

総会終了後はブイ・クオック・タイン総領事より、福岡市とハノイ市の成功交流例としてご講演がありました。2008年から福岡市とハノイ市は友好提携されていている中で今年、福岡方式のごみ処理場がハノイに完成予定であり、これに合わせ福岡県知事が訪問されるとのこと。日本の環境技術が認められ、具体的にベトナムで活かされていることに、とても感動しました。

 

懇親会では、各学校よりお招きしたベトナム人留学生を交え、様々な話を聞くことができました。

どの留学生も、大変志が高く、当協会としてもこの出会いをきっかけに、留学生の支援に繋がる活動をしていていきたいと改めて感じました。


本年は昨年よりも更に活動を活発化し、長崎県におけるベトナムとの交流の窓口を大きく広げる役割を果たしていく所存であります。

 

 

これからは東南アジアだ!ベトナムだ!!

2015年1月9日(金)~11日(日)

 

ベトナムを訪問してきました。

今回の訪問の目的は、平成23年度から長崎大学水産学部とカントー大学(Cantho University)が共同研究を開始しているナマズの養殖技術の実態や連携状況などを視察してまいりました。


カントー大学は創立47周年のメコンデルタの中にある一番大きな大学です。

訪問したのが、土曜日であったにも関わらずTOAN(トゥアン)学長をはじめ、副学長他の皆様も温かく迎えて下さり、説明を受けました。

今後も、漁業の振興について最大限の協力をしていくことをお約束しました。

 

この日の夜は、ホーチミンへ移動し、長崎への留学経験のある方々とお会いすることができました。

長崎大学の水産学部に大学院生として、約6年間在日されていたグエン・ヒュー・シンさんも来て下さいました。彼と会うのは10数年ぶりでしたが、今は大学の教授になられており、長崎大学で学ばれたことが少しでもベトナムの方々にとってお役に立っている事を、国民の1人としてこの上ない喜びだと感じました。

今後も研究を続けられ、後輩の生徒たちを長崎へ留学させて頂ければと思いました。

 

 翌日、昨夏もお会いした、ダナンのドアン・フック・タンさんが経営する日本語学校を訪問しました。この教室で、日本語を学んでおられる多くの高校生の皆さんと交流する事ができました。それぞれの夢を語って頂くなかで、学ぶ姿勢や、日本に対しての期待と魅力などを力強く語られる学生の方々に我々一行は、大変感心し、こういった若者がたくさんいらしゃる事を大変嬉しく思いました。お話しを伺ったみなさんは、既に日本への留学経験をお持ちでしたので、日本語もとてもお上手でした。次回は、ぜひ長崎にも足をむけて頂きたいと思いました。長崎ベトナム友好協会としても、出来る限りの協力はしていきたいと思っています。


午後は、ダナン外務局のサム局長とお会いし、夕刻はハノイでダナン外務局のヒュウ副局長とお会いしました。お二人とも、ダナンと長崎のつながりをもっと深めたいとの想いを懸命に語られました。具体的な実現に向け、取り組んでいきたいと思います。

 

また、日本のODA事業によりつくられた”ノイバイ空港第二旅客ターミナル”が1月に完成し、空港から日越友好橋と呼ばれるニャッタン橋と、橋を繋ぐ連絡道路も完成していました。道路は2日前に開通したばかりだそうで、我々一行は市内へのアクセスの速さに驚きました。


近年、東南アジアやベトナムの発展は日々、目を見張るものがあります。これからもそれらを注視しつつ、日本も負けないように、長崎から発展させていきたいと思っています。

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ベトナム・ホーチミン在住のフリージャーナリスト 迫田陽子さん(2011年当協会会員)、現地から 見た「世界の姿」を知る ニュースサイト

dot.worldのベトナムコラムページを担当され、隔月で連載されています。