メコンデルタの自然を守ろう

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メコンデルタ地方(ベトナム)に広がる生態系を保全するため、長崎ベトナム友好協会は自然保護活動に取り組んでいます。2017年からマングローブに漂着するゴミについて、組成と重量をモニタリング調査し続けています。活動には地元住民やカントー大学(ベトナム)と長崎大学もマングローブ参画します。また、調査結果を用いた啓発活動にも取り組みます。この動画も、啓発活動の一環です。同活動は、経団連自然保護基金による支援を受けました。 

 

Soc Trang(ソクチャン)省Tran De(チャンデ)郡にあるMo O(モーオー)地区は、メコンデルタ地方にあります。MoO地区周囲にはマングローブ林が広がります。MoO地区には、マングローブ林に手軽にアクセスできる桟橋があります。桟橋からは、マングローブやトビハゼ類を間近にみることができます。トビハゼ類は5種が確認され、世界的にも貴重な生態系が広がるといえます。マングローブをよくみると、漂着ゴミがからみついています。ゴミはマングローブのみならず、トビハゼ類やカニ類が健全に生育することを阻害します。2015年に長崎ベトナム友好協会会員がMoOを訪問した折、マングローブに数多くゴミがからみついていることに気が付き、まずは現状を把握することが重要であろうとモニタリング調査をはじめました。

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ベトナム・ホーチミン在住のフリージャーナリスト 迫田陽子さん(2011年当協会会員)、現地から 見た「世界の姿」を知る ニュースサイト

dot.worldのベトナムコラムページを担当され、隔月で連載されています。